東京の再建築不可物件に向き合う

長く住んできた家に、経年経過の傷みを感じて、そろそろ改築か建て替えを検討しようとしたとき、思ってもみなかったことに行き当たることがあります。

東京の古い住宅街など、路地につながる家々が密集していて、工事車両が入れるだろうかと心配されます。

大きな災害に備えて、耐震化や避難経路の確保も考慮したいところです。

問題は、いざ建て替えと思ったときに、同じ場所に新たに建物を建てることが出来ないと定められているケースがあることです。

再建築不可の条件に当てはまる場合がこれに相当します。

建築基準法上の道路に、2m以上の接道幅で接していないと再建築不可と定められています。

道路は法律で決められているので、道はあっても路地など認められていない道路では、現在ある建物を壊した後、新しい建物が建てられない場合があります。

東京の自宅は再建築不可に該当していないか、一度確認しておくと安心です。